水谷雫役戸松遥さんにインタビュー!

――戸松さんが演じることになる、雫の印象はいかがですか?
第一印象は、冷淡で、表情変化があまりないキャラクターだと思いました。 でも、いつもクールな中で彼女なりの心情変化があるときに、他の人に比べたら顔には出づらいものの、すごく葛藤していたり…パニックになったりしている様子が印象的でした。 春と出会ってから表情豊かに、より喜怒哀楽が出てくるようになったので、雫を演じる時にはそういった変化を上手く出していきたいですね。
――雫とご自身との共通点や、逆に「ここは似ていないな」と感じる点はありますか?
私はそんなに勉強に命を懸けたことがないので(笑)、「何に替えても私は1位を取る!」という雫の意思の強さは尊敬しますね。私はどちらかと言うと、ギリギリ切り抜ける夏目(あさ子)ちゃんのタイプです(笑) でも、もしも現実で雫と出会っていたとしたら、夏目ちゃんのようになんだかんだ一緒にいるんだろうと思いますね。きっと「勉強教えて!」って頼っていると思います。
――原作コミックでお好きなエピソードはありますか?
学園祭のお話が好きです。みんなで仮装して、出し物をして、青春の一ページを刻みつつも、同時に雫の春への気持ちに変化が起きる場面なので。 原作を読んでいる時は、「どうしたら二人が繋がるかな?」と夏目ちゃんの立場みたいにハラハラと見守っていました。
――アニメのビジュアルをご覧になってのご感想を教えて下さい。
ワクワク感が募りました!早く動くみんなが見たいです! 原作で見ていたシーンが本当にかたちになって動くんだ!という実感が湧いています。 学校や教室の美術設定を拝見して、"ここで色んなことが起こって、雫とみんなの距離も縮まったり離れたり、すれ違ったり…色んな事が起るんだろうなあ"と感じています。今からアフレコが楽しみです!
――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします!
オーディションの時から「雫を演じられたらいいな」と思っていたので、こうして作品に関われることが本当に嬉しいですし、大好きな原作なので、一ファンとしてアニメの展開をとても楽しみにしています。 雫に声をあて、命を吹き込ませて頂くので、より魅力的なキャラクターに出来るように精一杯、そして楽しんで演じたいと思います。