吉田 春役 鈴木達央さんにインタビュー!

――鈴木さんが演じることになる、春の印象をお聞かせ下さい。
もともと原作を読んでいたんですが、春については、最初は「何を考えているんだろう?」という印象を持っていましたね。でも、巻を追うごとに春の行動原理や心理がだんだん分かってきました。
――ご自身と春の共通点はありますか?
自分では分からないんですが、周囲の人間からはよく「春と似ている」と言われます。沸点が低くて怒りやすいところが似ているのかな?(笑) 好きなことがあったり、あれがやりたい、ここに行きたい、という執着があったら、絶対に譲らないので(笑)、そういうところは確かに春に似ていると自分でも思ったりしますね。原作のエピソードでも、共感できるところがあります。明確に「ここかな」というところは未だに自分では分かりませんが、きっとどこかしら共通点はあると思います。
――アフレコに向けての今の心境はいかがですか?
正直、複雑な気分です。普通、オーディションに受かった時はすごく嬉しいし、舞いあがるんですけど、今回はすごく気持ちが静かなんです。嬉しいような怖いような気分ですね。 そういう自分の不安感や無感情を安心感に変えてくれるのが雫という存在なので、それを心待ちにしています。 ある意味雫に出会う前の春ときっと同じ心境ですね。雫に出会い、戸松さんのお芝居を聴くのが今すごく楽しみです。
――アニメのビジュアルをご覧になってのご感想を教えて下さい。
原作のろびこ先生の淡い水彩画の印象が強かったので、それとはまた違ったポップな色味のアニメイラストを見て、「これはこれで面白そうだな!」と思いました。「どうなるんだろう?」というワクワク感が募っています。 みんな表情が豊かなので、絵を見ただけで動きが想像できますね。個人的にはみっちゃんと喧嘩するのが楽しみです(笑)
――原作でお好きなエピソードはありますか?
高校生活を作品の中で追体験できるのがすごく楽しみです。やったことがないことばかりなので、春と同じでワクワクしています。
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします!
このインタビューを受けている今はまだアフレコも始まっていなくて、アニメの設定やイラストを見て想像を膨らませているんですが、やっぱり春を演じる自分は、自然に雫に目が行きます。早く雫と出会って、春に自分の世界が変わる瞬間を味あわせたいですね。 俺自身もワクワクしながら、早く戸松さんが演じる雫と、自分が演じる春の世界が交わることを楽しみにしています。 キャスト・スタッフ一同、一丸となって面白い作品を作ろうと思っていますので、期待していて下さい。